大学時代の先輩の結婚式二次会に行ってきた

実は結婚式の二次会みたいな、微妙に居場所が定まってなくて大半の知らない人に囲まれる空間が結構苦手である。でも大学時代に本当にお世話になった人たちで、祝福の気持ちは直接会って伝えたかったので参加することにした。

自分の話になるけど、昔の自分はよく自分の境遇だったり能力不足だったりを自虐的に口に出すことが多い人間だった。その裏には多分、自分の吐いた自分に対する侮蔑の言葉を他人に否定してもらいたかったっていうのが多分あったんだと思う。で、この先輩方、特に新郎の方はそういった自分の言葉の裏にあるものを全部見抜いた上で、ストレートな言葉を返してくれたのを覚えている。それは若かった頃の自分には結構堪えたりもしたのだが、それ以来は自分の伝えたいことを言葉の裏に隠して、それを他人に理解してもらおうと期待することが無くなった。これは自分にとって、凄く前向きな変化で、それに気づかせてくれたこの先輩には本当に頭が上がらない。

とまぁ、向こうにとっては数多くいる後輩の一人に過ぎないのだが、自分にとっては凄く大きな存在の人だったりするわけで、その人たちの結婚祝いとなれば絶対にその場にいたいと思った次第。

新郎が二次会の実質司会をやってたり、新婦が話を振られるたびに「いやまぁ…別に…」的な反応だったのが、いつも見慣れてた先輩方と同じ姿で、それが逆に本当に素敵に見えた。今日の名言は新婦の締めの挨拶での「新郎が心を込めて書いたありきたりな挨拶文を、私が心を込めて棒読みします」。本当に棒読みだよこの人!!!新郎の一人称で書かれてる文章そのまま読んでるから、登場人物に新婦しかいなかったりとかwww

ちなみに俺のSO905iCSのバッテリーが会場に着いた途端に切れたので、写真を撮りそこなったのが心残り。それでも、とても素敵な時間を過ごさせてもらいました。

こういうイベントの帰り道、特に一人になると少し気分が落ち込む。賑やかな会場とのコントラストで寂しくなるのもあるだろうし、他人の人生のターニングポイントを目の当たりにしてきたわけだから、自分のこととか考え込んじゃうんだろうな。

ともかく、末永くお幸せに。