ナビスコカップ準決勝2nd Leg 横浜Fマリノス v. 川崎フロンターレ

飯倉の、あの強い気持ちがチームをここまで引っ張ってきたのなら、その気持ちの強さで負けてしまうのも受け入れなきゃいけないんだろうな。勝利のために1分1秒がどれだけ大切かが本当にわかっていたからこその、露骨な時間稼ぎに対して切れてしまう愚行に出てしまったんだろう。

やっぱり安全なとこから見てて、ただプレイしてる選手に喜ばせてもらってるだけの奴が、勝てなかった腹いせに飯倉に不満を叩きつけてるのは見ていて悲しいし腹立たしいし許せない。

俺たちみんなで戦って、俺たちみんなで負けただけだろ。

自分は正直、胸張って一緒に戦ったって言えるほど何かが出来たわけじゃないんで、余計に何も言える事はないと思ってる。次がある、とか、切り替える、とか、何を言っても軽くなるだけだし、ほっといても次の試合は来週だ。

ただね。

この日の日産スタジアムは、確実に俺たちのホームだった。あのスタジアムの空気が常に作れたら、あれだけの勝ちたい気持ちを常に前面に出し続けられたら、あれだけの声をピッチに届けられたら、きっとマリノスの未来は明るいんじゃないかなぁと思う。

一応、対岸にいた友人へ。

ナビスコの準決勝でマリノスは敗れて、フロンターレは決勝へと駒を進めた。そして、その結果が決定した瞬間マリノスの選手は泣き崩れ、それでもマリノスのサポーターは声を上げていた。僕たちはその想いに張り合わなければいけない。マリノスが、自分たちが素晴らしいチームに敗れたということを誇りに思うために、決勝で絶対に負けてはいけない。彼らの想いと誇りを汚さないためにも、僕らの想いと誇りを高らかに掲げるためにも、11/3はタイトルを必ず手に入れよう。

川崎フロンターレVS横浜Fマリノス戦 - alpha’s blog

自分たちの勝ちたかった気持ちや想いが、対岸にまでいい影響を与えるのであれば、それはそれで嬉しくもある。試合結果だけじゃなく、想いの強さで張り合おうとしてくれてるのは、きっと互いにいい影響を与えるんじゃないかなぁとも思う。

ともあれ、お疲れ様でした。