seventh heaven / perfume

時間帯によって自分にとってしっくりくる音楽って変わっていくものだと思ってるのだが、深夜2時はperfumeの時間。ちなみに深夜3時はビル・エヴァンスの時間で、深夜4時はNumber girlの時間。深夜の副交感神経が活発になってきてるタイミングで聞く音楽って不思議と心にストレートに刺さるよね。

自分が一番好きな「seventh heaven」は、この曲がなぜ好きなのかがまだ分からない希有な存在だったりする。

曲もさることながら、中田ヤスタカの歌詞のセンスがすごく好きだ。perfumeはメンバーの作家性が非常に希薄に見えるような演出で売り出されていて、それ故に歌い手から儚さが滲み出てるように感じるんだよな。そんな儚さを背負った彼女たちに「もしもねこの願いが叶うとしたら、とろけて消えてもいいよ」とか「最高の甘い笑顔で嘘ついた君はいつでもシークレット」とか歌われた日にはもう切ないよな。

「切なさ」ってキーワードは自分の好きな音楽を語る上で重要なキーワードな気がしてきた。音楽の趣味に一貫性がないなあとは思っていたんだけど、やはりどこかでつながるもんなのかな。

多少、センチメンタルな夜だったりする。