スクラムについて人と話した
友人との飲み会の話題でスクラムについて聞かれてお話しして結構面白かったのでこちらでも。
詳しいことは全部スクラムガイドに書いてあるので、そっちを見ていただければいいかと思いますが、実際に運用してみないと肌感覚がわからないと思うので、シンプルに自分が本当に大事だと思うことだけシンプルに伝えました。
友「スクラムってどういうこと気を付けて運用すればいいの?」
俺「みんな頑張れ」
友「スクラムマスターって何すればいいの?」
俺「おたすけおじさんになる。あらゆる障害を取り除くふるまいをやる」
これで納得してくれた友人、マジで本質を理解する能力高いなあと思いましたw
スクラムの前提としてはそもそも「全員が主体性をもってプロジェクトに参加し、プロダクトの完成と品質向上についてあらゆる手法を用いて貢献する」だと理解しています。プロジェクトのメンバーが全部これを理解していればスクラムは半分成功です。そのメンタルでプロジェクトに参加したうえで、それぞれのメンバーが迷子にならないようにいくつかの手法で交通整理してあげればいいかなと思います。
で、そこで大事なのがスクラムマスターで、メンバー困ってたら助けてあげるという明確な役割があります。なので自分が「おたすけおじさん」であることに自覚的になることが一番重要だと思ってます。
上記を端的に表すと「みんながんばれ」に集約されるかなと。 プロジェクトに参加する開発者がみんな上記の意識をもってること、スクラムマスターが各開発者やプロダクトオーナーのために助けになることは何でもやること、これがあればまあだいたいのプロジェクトはうまくいくんじゃないかなと。
それが理解できれば、なぜスプリントが必要なのか、なぜバックログが必要なのか、というのは目的がはっきりすると思うので、各メンバーの理解度もふかくなるんじゃないかなと。
そういう雑な話をしたという日記でした。
追記: という話を整理して社内勉強会でお話ししました。
www.slideshare.net